迫真個人輸入部・パニア購入の裏技
お ま た せ
前回の投稿からだいぶ期間を空けてしまいました。
その間仕事が忙しかったとかそういうわけでもなく、北陸地方を襲った大寒波と大雪で多少の生命の危機を感じたりもしましたが、つまるところただのサボりです(開き直り)
※すべての元凶
今回は、1月に関東の実家に置いてある忍者先輩にパニアを装着してきた様子をお届けするからな。見とけよ見とけよ~。
パニアを買おう
ところでこのKWSK純正パーツカタログを見てくれ。こいつをどう思う?
こちら、(一式揃えると定価で)125,411円となっております。
12万!?うせやろ!?
KWSKOYJ高ぇんだよ!〇ね!
各社有名通販サイトで探してみても定価かわずかに安いくらいで、購入したい欲求はあるんだけどこの値段は二の足踏むゾ・・・。
そんなこんなでネットの海から有益な情報をサルベージしていると、とあるブログのこんな言葉が目についた。
"Ninja1000純正パニアケース EUから買ってみる"
どうやらその兄貴によると、EU経由で買ったら万単位で安くなったらしい。ほんとぉ?(マジキチスマイル)やっちゃうよ?やっちゃうよ!?(個人輸入)
※あえてリンク等は貼らないが、これからこのブログで書くことはその先人の二番煎じであることを先に謝っておくとともに、その偉業に糞を塗らないよう済むことを祈る次第である。
初挑戦です(個人輸入)
今回利用する通販サイトは MSP - Motorcycle Spare Parts という、オランダにあるオートバイ各社の純正パーツをメインに扱っている業者。
アカウントを作成したら早速、よし、じゃあカートにブチ込んでやるぜ、と言いたいところだが、モデル名から該当パーツを選ぶと、
こんな感じで取付図から商品指定をさせてきて少々難解。てかパニア見つけられないんですがそれは・・・(困惑)
カワサキEUのHPで型番を調べて、型番検索で探してやるとちゃんと出てきたので問題なかったのだが、これから挑戦する兄貴がいたら気を付けてくれよな~。
そんなこんなでポチポチとカートの中にぶち込んでやったワケ。
配送先が日本の場合、購入金額が500ユーロ以上なら配送料はダダ!しかも小生が購入した1月はニューイヤーセールで10%オフという太っ腹価格だったゾ。
この時1ユーロ=114.5141919810円 138.866427円だったので、パニア一式でおよそ90,334円。本来なら輸入品の場合ここに関税がかかってくるのだが、バイク用品については関税がかからない決まりになっているらしく、消費税(どういう計算方法なのかは明細を見ても詳しくわからなかったが)として4,000円を受け取り時に支払っただけだった。
配送は?
ケツ論からいうと、注文から受け取りまでにかかった期間は11日。早いとみるか遅いとみるかは個人の感覚だが、小生としては思っていたよりも早かった。
1月6日に注文。在庫がなかったためメーカーから取寄せ後、1月10日に発送。この際に追跡番号が連絡され荷物の追跡が可能に。
オランダからベルギーに移送され、ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュッセル空港から東京国際郵便局に到着。今回、EMS(国際スピード郵便) という形態で輸送されてきたため、ベルギーの交換局に到着後から日本郵便の追跡サービスが利用可能となった。ここまでくれば何かあっても言語が通じるという安心感があってウレシイ・・・ウレシイ・・・。
1月16日、無事手元に到着。
まとめ
というわけで最終的にかかった金額は総額で94,334円。ホモビ1時間にも満たない金額で購入できてしまった。
定価と比べると31,067円安く済んでしまったゾ。安いですね・・・これは安い・・・。
10%オフを抜きにして考えてみても、国内で揃えるよりもお得さんなので、純正パニアはもちろん他車種・他メーカーの高額パーツ購入を考えてる兄貴は一度覗いてみることをお勧めするゾ。
ただし、タイミングによって製品価格が違ったり、為替の変動だったり、なにより配送事故や受発注ミス等のリスクもあるのであくまで自己責任でオナシャス!あと中高でまともに英語の授業を受けてなかった兄貴はやめておいたほうがいいと思います(マジレス)
パーフェクトパニア取り付け教室
デデドン!
はぇ~すっごいおっきい。先ほどバイク用品は関税がかからないと言ったが、中身の確認のために一度税関で検められているらしい。お前人のモノを・・・!(レ)
さて肝心の中身はこちら。
パニア本体、カバー、ストライプ、ワンキーシステム(緑の箱)、バッグフィッティングキット(茶色の箱)、以上5つを組み立てることでパニアが完成となる。先日取り付けたリムストライプに合わせて、パニアストライプの色も青を選んでみたゾ。
じゃあ早速、準備の方に入らさせて頂きますので、よろしくお願いします。
本体の組み立て
まずはカバーを付属のネジでパニア本体に取り付けていくゾ。必要なものはプラスドライバー一本のみ。ただし結構小さなネジなのでサイズは一番を使ったほうがいいんじゃないですかね。
カバーを取り付けたら次はストライプの取り付けだ。といっても溝にはめ込む形で両面テープで取り付けるだけのお手軽作業なので安心してくれよな。
よし!(適当)
このパニアストライプ、パニアの溝に対して少し短めになっている。そのためパニア後方のストライプの端が斜めにカットされた側に合わせて貼り付けないと、写真のように目立つ場所に隙間ができて近くで見るとちょっと不格好になる。気にならない人ならいいが小生はそれで貼り直しました(半ギレ)
ワンキーシステムの取り付け
「ワンキーシステムって何だお前」という無知兄貴のために説明すると、バイクのイグニッションキーでパニアを開けられるように鍵穴を開発(意味深)できてしまうツールのことで、最近はいろんな車種の純正オプションに採用されてるみたいっスね。
純正パニアの鍵穴にはプラスチック製のア〇ルプラグが初期装備されており、これでも一応鍵の開け閉めはできるのだが、これからここに挿入するキーシリンダーを作成していくゾ。
キーシリンダーを作成すると聞くとなんだか難しそうにカンディルかもしれないが、組み立てはいたってシンプル。
シリンダー本体のスリットに金属プレートとバネを差し込んでいくのだが、このプレートの四角い穴を鍵が通っていく仕組みとなっており、鍵の刃のギザギザの形に合わせてプレートが出たり入ったりする。プレートの穴には4パターンあり、最終的に鍵を挿した際にシリンダー表面が平らになるようにプレートの種類を組み合わせるのだ。
プレートが飛び出しロックがかかった状態(プレートが引っかかりシリンダーが回らない)
鍵を通して平らになればシリンダーを回すことができ、シリンダー先端のチ〇コみたいな部分がロック機構を回転させて鍵の開け閉めをする。なお元からある銅色の出っ張りはシリンダーが抜けないよう固定するためのものなのでキーを挿して平らにならなくても正常なのでご安心召されよ。
なお、プレートは穴のパターンごとに4色の袋に小分けされているので、どのスリットにどの色を使ったかを覚えておけば2個目のシリンダーを瞬殺できる。じゃけんメモしましょね~。なおこのメモのパターンは偽物です(唐突な防犯意識)
あとプレートの差し替えはけっこう力が必要なので、ラジオペンチ的なものを用意しておくことをおススメしておくからな。
シリンダーが完成したら、鍵を挿した状態で、鍵穴右側のスリットに先ほどのシリンダー下部の銅色の出っ張りをあてがい突うずるっ込んでやる。
完全にシリンダーが挿入ったら中でぐるぐるしていると、カチッとシリンダーが固定される手ごたえがあるので、ロックをかけて鍵を抜いた時にシリンダーごと抜けなければ完成。
いよいよ装着
さあこれでパニアが完成したので早速バイクに取り付けよう。バッグフィッティングキット?なんのこったよ(すっとぼけ)
と言いたいところだが、フィッティングキットはバイクとパニアの固定を強固にするために必要な部品なのでケチらず買って着けよう!パニア脱落兄貴は最悪社会的に死ぬのでNG。
パニアの取り付けは、グラブバー兼パニアステー(Ninja1000は2017年式以降標準装備)の穴にパニア上部の出っ張りを差し込んで、下部はタンデムステップ付近に取り付けたフィッティングキットをかませ、前方にスライドさせてロックすれば完了。とってもお手軽でいいゾ~コレ。
できあがり
おほ^〜🐬🐬🐬🐬🐬
なかなかどうして一体感のある見た目でいいゾ〜コレ。忍者先輩はスポーツツアラーに分類されるわけなんだけど、こうして見るとパニアを付けることによってNinja1000というツアラーとして完成したような気までしてくる。もうパニア無しの生活なんて考えられないでしょ?
目論見通り青いパニアストライプもリムやバーエンドとマッチしてさり気ない個性を主張している。
パニア底面にはしっかりと遮熱板が取り付けられており安心。リアビューもこんなに力強くなっちゃってさ、誇らしくないのかよ?
肝心の積載性についてはフルフェイスのヘルメットが余裕でハイルハイル・・・。
ちなみに注意書きによると片側5キロ以上の荷物を積んだり、時速130キロ以上のスピードで疾走すると脱落の危険があるらしい。重量制限はまあ気をつけるとして、スピードは高速レーシングで無茶しない限り問題ないだろう。
そんなこんなで無事、忍者先輩に念願のパニアケースを装着することが出来たのであった。これからNinja1000にパニア取り付けを考えている兄貴がいたら参考にして♡
これでロングツーリングもバッチリこなせるようになるだろう。あとはキャンプ道具の積載方法だがやはりホ◯箱?
これからも忍者先輩の進化を楽しみにしててくれよな〜。